2009-11-27(Fri)
「理系内閣」といわれていたのに,行政刷新会議の「事業仕分け」で次々と科学技術予算が廃止、縮減対象になった.なぜだろう.
いろいろニュースを見たけれど,やっぱり納得いかない.
文科省の意見箱
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925.htm
へ,研究者らからの意見が1万件を超えたとのことだ(http://www.asahi.com/science/update/1125/TKY200911250401_01.html)。
「10年前に今の成果が出るかどうか予想するのは不可能。それが科学だ。技術立国としての日本の10年後が心配。10年前に私にしていただいたような支援を多くの人にしていただきたい」と力を込めた。「このままでは研究者が海外に出てしまう(http://www.asahi.com/science/update/1125/TKY200911250401.html)」 という,iPS細胞の開発でノーベル賞候補と目される京都大の山中伸弥教授のご意見は,もっともなことだ.
おそらく鳩山首相は,研究者の道から政治家の道を選んだ理由は,研究のおもしろさ,芽が出ない研究に10年取り組むことの意義が理解できなかったためだったのではないだろうか.もし本当に研究が好きな研究者であったら,研究の道を捨てて,政治家にはならなかっただろうと思った.
どこの政党がよいかどうかというよりも,政治学を学問としてしっかり学んできた人に日本の国の政治を任せたい.
いろいろニュースを見たけれど,やっぱり納得いかない.
文科省の意見箱
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925.htm
へ,研究者らからの意見が1万件を超えたとのことだ(http://www.asahi.com/science/update/1125/TKY200911250401_01.html)。
「10年前に今の成果が出るかどうか予想するのは不可能。それが科学だ。技術立国としての日本の10年後が心配。10年前に私にしていただいたような支援を多くの人にしていただきたい」と力を込めた。「このままでは研究者が海外に出てしまう(http://www.asahi.com/science/update/1125/TKY200911250401.html)」 という,iPS細胞の開発でノーベル賞候補と目される京都大の山中伸弥教授のご意見は,もっともなことだ.
おそらく鳩山首相は,研究者の道から政治家の道を選んだ理由は,研究のおもしろさ,芽が出ない研究に10年取り組むことの意義が理解できなかったためだったのではないだろうか.もし本当に研究が好きな研究者であったら,研究の道を捨てて,政治家にはならなかっただろうと思った.
どこの政党がよいかどうかというよりも,政治学を学問としてしっかり学んできた人に日本の国の政治を任せたい.
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